社会福祉法人 富士育英福祉会 岩松保育園

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園長のひとりごと#103 寄り添う

2023年03月13日
 梅の花から桃の花に代わり沈丁花やラッパ水仙、クリスマスローズと「もうすぐ春ですよ」のお花が色々なところで見られるようになりました。桜の便りも、もうすぐですね。寒い冬の日に葉っぱを散らした木々の枝にお花の蕾を見つけると子ども達と重なります。みんな今は、身体も小さくて知っていることも少ないけれど段々成長していって開花していくのだろうな。その開花の時は其々違うし、私達園の者は立ち会えないけれど一人ひとりの未来の姿を想像することはできます。その時にしっかり自立し幸せな笑顔でありますように!と思いをめぐらせて日々保育にあたっています。子どもとの関わりで最近よく耳にする(寄り添う)はとても大事なことですが寄り添ってばかりでは子どもは成長できません。大人が子どもにしてあげなければいけないことに正しいことを教えるがあります。正しいことって  正しいお洋服の着方 正しい靴の履き方 正しい道具の使い方 正しい世の中のこと 正しい物の名前 正しい振舞い(行動)親として保育者としてや家の外に出た時に、もしかしたら我が子以外の子どもが目にする大人の振る舞い(行動)等々。
その時々の子どもの気持ちを察し、寄り添いながら正しいことを分かりやすく時には行動で示し伝えていくことが大人の役割です。泣かれることも反発されることもあるでしょう。でも気長に愛情を注ぎながら子どもを信じて子どもの世界を広げてあげてください。
 最後になりましたが、「園長のひとりごと」に長い間お付き合い頂きましてありがとうございました。「岩松保育園だより」での「私のひとりごと」はこの3月分で一区切りつけさせて頂きます。
皆様が春の陽光のように柔らかく明るい日々の中で子育ての幸せを感じて過ごしていけますよう願っております。
                
   園長 後藤千春

 
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