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園長のひとりごと#39 ポジティブな関わりを子どもに
2019年05月08日
私達大人が、子どもに対して肯定的な態度や見方をしてあげれば、子どものその後の育ちは随分違ったものになるという事を「インディアンの教え」に学ぶことが出来ます。
励まされて育った子は自信を持つようになり、寛大な家庭で育った子は我慢する事を学び、褒められて育った子は感謝する事を覚え、心から受け入れられて育った子は愛する事を学びます。
児童相談所が平成29年度に対応した児童虐待の件数は13万件を超え、過去最多を更新したことを厚生労働省が昨夏に発表しましたが、 心の貧しい、自分の人生を楽しむ能力を失った人たちが他者を攻撃するのです。そして、そのような人は日常に不満があり、「私はこんなにも不幸なのに」と自己憐憫(じこれんびん)を繰り返し、過去にとらわれています。ちなみにインディアンに自己憐憫(じこれんびん)はないそうです。
子ども達は未来に希望を持って生きています。そんな未来の希望に囲まれて仕事ができる私たちは、子ども達から幸せな環境を与えられているのかもしれません。
園長 後藤弘明