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園長のひとりごと#27 思いやりはどう育てるか?
2018年08月07日
子を持つお父さん、お母さん方に「ご自分のお子さんにはどんな風に育って欲しいですか?」と尋ねますと、勉強やスポーツが出来る子以上に、優しくて思いやりのある子に育ってもらいたいと願う方が圧倒的にいます。では、思いやりの気持ちとはどうすれば育つのでしょうか? それには、やはり“身近な誰かが誰かを思いやっている姿”というものを、子ども自身が日頃からたくさん見る事が必要かと思います。思いやりの気持ちとは、放っておいて育つものではないのです。
そのために、子ども達にとって一番身近な母親、父親が、わが子だけでなく他の子どもや周りの大人に対しても思いやりの言動で示すことで、子ども達はその姿をモデルとし、学習をしていくのです。
心や思いは目には見えませんが、心遣いや思いやりは見ることが出来るのです。
園長 後藤弘明