もも組日記11月(3歳児)

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子どもたちの様子
 

 10月・11月の課業のテーマは「交通」です。この季節は秋の遠足でバスに乗ったり、土手まで歩いたりすることが多いため、交通ルールや乗り物に興味をもつ子どもが増えると考え、このテーマにしました。課業の時間では、子どもたちが特に興味を持っている「働く乗り物」から課業を進めてきました。保育士が「大変だ~怪我をした人がいるの。」「家に泥棒がはいったみたい。」と話をすると子どもたちが「ピーポーピーポー」「ウーウー」と楽しそうに応えてくれる姿がとても印象的でした。また、塀の後ろに乗り物の写真を隠して何の乗り物か当てる遊びでは、隙間から見える色や特徴をヒントに「サイレンが見えるから消防車!」「マーク(〒)があるから郵便車だよ」とちびっこ名探偵がたくさんいました。遊びの中では、段ボール積み木や椅子を使って、バスや自動車を作る姿が多く見られました。その中で、アクセルを作ったり、小さな椅子を使ってチャイルドシートに見立てたりと子どもたちの表現力にいつも驚かされています。
 来月はそれぞれの乗り物が走る場所や乗り物の用途等も遊びの中で知っていけたらと思います。お遊戯会に向けて今月は子どもたちにとって初めての経験となるお遊戯会が11月29日に予定されています。今年のテーマは「職業」です。もも組では、乗り物の運転手をテーマにお遊戯会を楽しみたいと思います。遊戯では、みんなで新幹線の曲に合わせて踊ります。衣装を見た子どもたちは、「ドクターイエローだ」「こまち!」と新幹線の名前を言葉にする姿や友だちの衣装を見て「かわいいね」、「〇〇くんかっこいい」と伝え合ったりする姿が見られました。また、鏡の前でくるっと一回転して自分の衣装を確認する姿もあり、とてもかわいらしかったです。遊びの中では鈴やベル、タンバリンに触れてきました。バスのハンドルに見立てて鳴らしたり、鈴をリンリンと鳴らしたりと、音が出ることに喜びを感じながら楽しんでいます。
 
 
 当日は普段と違う大きなステージで緊張してしまうかもしれませんが、それぞれの子どもたちが日々の中で感じてきた楽しさや、積み重ねてきた経験を一人一人表現してくれることと思います。他のお子さんと比べることなく、今の子どもたちの姿を温かく見守っていただき、子どもたちにとって楽しい経験になってくれたら嬉しいです。