“自分で!”
子どもたちは大人のことをとてもよく見ています。大人のしていることが分かってきて、真似をすることや手先の使い方が上手になってきた子どもたち。“自分で!”と主張することがますます増えてきました。
着脱の場面では、靴下のかかとの部分を引っ張り上げる、靴のかかとの部分に指を掛けて脱ぐ、ズボンを引っ張り上げる、など細かいことが一つずつできるようになってきています。また食事の後の片付けも少しずつ子どもがすることが増えてきました。保育士に声を掛けられたり自分でお皿の順番を考えたりしながら、食器を重ねることも徐々にできるようになってきました。重ねた食器をワゴンのところまで持って運び、種類別に分けて静かに戻すこともやり始めた子もいます。
色々なことに興味を持って意欲的に挑戦しようとする姿がたくさん見られる中、子どもたちの“やりたい!”“自分で出来た!”“嬉しい!”という気持ちを大切にしたいと考えています。大人が何をしているのかが分かると興味を持って真似をしてみようとすることも増えるので、動作を言葉にしながら手伝うようにしています。そして子どもが自分でやってみようと手を伸ばした時には、全てをいきなり子どもに任せるのではなく、少し難しいところはさりげな~く手伝いながら、あたかも自分で全部できた!と子どもが達成感を味わえて自信にも繋がるような援助を心掛けています。ご家庭でも、お家の人のすることをよく見て興味を持ったり真似をしようとしたりすることがたくさんあると思います。お家の方もさりげなくお手伝いをしながら、子どもの出来ることが一つずつ増えていく過程を一緒に楽しんでいけたらと思います♪





