たんぽぽ組日記11月(2歳児)

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どうして食べてくれないの?それはね…
 
 先日参加した研修でそういうことだったのか!と、ほっとしたことがありました。子どもたちは野菜が嫌いな子が多いですよね。味もついてるし、細かくしてあるのに何で食べてくれないの…?と思ったことがある保護者の方も多いと思います。なぜ子どもたちが苦手なものが多いかというと、舌には味蕾(みらい)という味を感じる器官があります。その味蕾の数が子どもたちは大人よりも多いそうです。成長していくにつれて、味蕾の数が減っていき、昔は食べられなかったものが食べられるようになる(味を感じにくくなる)そうです。苦みや酸味は本能的に避ける味だと言われています。野菜が食べられないのも好き嫌いではなく、味蕾が敏感に味をキャッチしてしまうからなんですね。この話を聞いて少しでも食事の時間のストレスを軽減できたらと思い、おたよりで共有させていただきました。園では朝、今日の給食で使う野菜の紹介をしています。その際には覚えた野菜の名前を楽しそうに話してくれています。給食の際にも「しょっぱい」「酸っぱい」「苦い」などたくさんの味を感じ、いろいろな味に興味津々です。今は子どもたちの食への興味を育て、苦手なものをいつ食べられるようになるかなと長い目で見守っていきたいですね。