ご入園、ご進級おめでとうございます。
4月1日の入園、進級式を経て、一人ひとりの令和7年度の物語が動き始めました。春風に舞う桜シャワーを浴びながら、親子での登園は心が浮き立ちますね。春爛漫です。これから、子どもたちのどんな表情が見られるでしょう。どれだけの言葉を覚えるのでしょう。どんな新しいことができるようになるのでしょうか。楽しみなことが沢山ありますね。
3月26日に行われた令和6年度修の修了式からまだ何日もたっていないのに、進級した幼児の子達は少し大きくなったように感じます。子ども達もお兄さんお姉さんになった喜びを感じているようで、園内での遊び方やお友達との会話、生活の姿にこちらが ‘’なるほどね‘’ と思わず笑顔になってしまうような場面が見受けられます。
しかし、乳児さんはまだそんなことは感じられず、環境の変化に戸惑っていることが多いようです。お部屋や側にいる先生が変わっても “大丈夫だよ。ここはあなたにとって安心できる場所だよ“ と、各担任がメッセージを常に伝え続けています。また、新入園のお子さんはもちろん、保護者の皆様も、新生活や園でのルールに慣れていなかったりで、今は大変な時期ですね。保育園は親子が触れ合う初めての社会、初めは慣れなくても、分からないことが多くあっても、新しい生活のリズムに慣れていければきっと良い方向へと、スムーズに日常が動いていくことと思います。焦らず気長にいきましょう。
そして、当園では一人ひとりをよくみて、一人ひとりの育ちに想いを巡らせ、その子、その子に合った援助を大切にしていきます。全員に同じことをしてあげることが、必ずしも平等であるとは限りません。こと保育に関しては、その子にとって本当に必要なことをしてあげる。それが一番大事なのだと思います。
新入園のお子さんも在園児のお子さんも、一日も早くここが安心の場所であり私たちが安心の人だという事を感じてもらえるよう、皆様にとって充実した楽しい一年になりますよう、職員一同頑張ります。改めまして、どうぞ宜しくお願いいたします。
園長 後藤大周