社会福祉法人 富士育英福祉会 岩松保育園

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つくしんぼ組日記10月(0歳児)

2024年10月12日
【食事での関わり】
 食べることが大好きな子が多いつくしんぼ組さん。食べ物に興味を持って食べる姿や、安心した表情で美味しそうにミルクを飲む姿が見られています。お皿の中の食べ物や保育士が持つ介助スプーンに何が乗っているかをじっと見たり、次はこれが食べたい、と指差しなどで教えてくれたりしています。おやつやバナナなど、持ちやすいものは手づかみ食べができるようにしています。口に詰め込みすぎないよう伝えつつ、手でも食べ物の感触を味わったり、自分で食べる喜びを感じたりしてほしいと思っています。
 スプーンに興味を持ち、集中して食べられるようになってきた頃に、様子を見ながら大人用の介助スプーンとは別に子ども用のスプーンも用意しています。口の中のものがなくなったら次のものを食べるというペースやちょうど良い一口量をつかめるように介助をしながら、時々自分で手に持ったスプーンからも口に運べるようさりげなく援助をしています。スプーンの先のくぼみが浅すぎるとこぼれやすいです。ある程度の深さがあってすくいやすいスプーンの方が、より意欲的に集中して食べられると思います。食べている時間が長くなると集中も切れてきてしまうので、様子を見ながら、集中して食べられるくらいの時間・量に調整しています。
 以前は何でも食べていた子も、徐々に好き嫌いも出てくるようになりました。味の違いが分かるようになって好みが出てきたこと、それを自分で主張できるようになったことをその子の成長と受け止めつつ、様々な食材やメニューに触れて色々な味や食感を知っていってほしいと考えています。あまり好きではなさそうなものも、他のものと一緒に食べてみたり、様子を見ながらスプーンで小さくしてみたり、挑戦できた時には褒めたりして、少しずつでも無理なく食べられるように援助しています。お家では、家族が一緒に食べている様子を見て“私の大好きなお母さん/お父さんが美味しそうに食べている!美味しいのかな?”と食べてみることもあるかもしれません。
 食は一生続く大事な営みです。食べることを好きになって、一日三回の食事の時間を楽しいものにしていってほしいと思っています。心地よい雰囲気の中で楽しく食べられるよう雰囲気作りをし、食事の際の言葉掛けややりとりを大事に、食事の時間を楽しんでいきたいと思います。
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