社会福祉法人 富士育英福祉会 岩松保育園

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つくしんぼ組日記8月(0歳児)

2024年08月09日
【子どもたちの様子】
 子どもたちは遊びや生活の様々な場面で、色々なことを感じ取り、考えながら日々を過ごしています。
 子どもは、身体の中心部が発達してから、腕、手、指先といったように末端に向かって発達していきます。今のつくしんぼ組さんはまだまだ身体を大きく使った全身運動をたくさん経験して欲しい時期ではありますが、少しずつ指先の細かい動きの発達も見られ始め、遊び方もまた変わってきているといった様子が多く見られています。
遊びなどの中で手先を使うことでだんだんと手先が器用になってきて、それによって遊び方もまた変わってきているといった様子が多く見られています。

〈最近よく見られるようになった遊び方〉
☆小さいものを人差し指と親指でつまむ:ゴムで繋がれたビーズなど。つまむ動作は手づかみ食べにも繋がります。
☆引っ張る:ゴムや紐、長く繋いだガーゼなど。手で掴んだまま腕を大きく使っています。反対の手で箱を押さえて引っ張ることも少しずつできるようになってきました。
☆出す、入れる:お手玉やチェーンリング、ボールなど。大きさや形などを観察しているようです。持っているものから手を離す動きができるようになってくると、投げる、積むなどの動きや“ちょうだい”“どうぞ”のやり取りなどにも繋がってきます。
☆重ねる、合わせる:カップ重ね、コップ、シリコン積み木など。大きさの違いや形を見たり、重なる向きを考えたり、すっぽりはまる感覚を味わったりしているようです。
☆目で追う(追視):ぬいぐるみ、音のなる玩具、ボール、風船など。左右だけでなく視界の上のほうまで目で追えるようになり、やや速いボールの動きもしっかりと追う姿が見られます。保育士の動きや表情もよく見てくれています!
☆後ろ向きに段差を降りる:段差や坂道など高低差のあるところで遊び、色々な動きを経験してきたことで、空間や高さを把握できるようになってきています。また足や全身を連動して動かせるようになってきます。
☆玩具に手を伸ばす:“玩具を手に取って遊んでみたい!”という気持ちから、腹ばいのまま両手足を動かして玩具を取ろうとしてずりばいに繋がっていったり、高いところの玩具に手を伸ばそうと背伸びをしたりと色々な体の動かし方をするようになります。

 遊びの中で、子どもたちは自分自身で手先の器用さや様々な感覚を発達させています。お家でも、危険のないようにしつつ、手先などを使って色々なもので遊ぼうとする姿を見守ってあげてください。



 
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