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園長のひとりごと#18 絵本のこと
2024年04月18日
乳幼児期の子にとって、絵本はとても魅力的なものです。小さな子は、まず色や形を楽しみます。そしてだんだんと、その絵本の世界観を味わうようになっていきます。幼児組になると、絵本を見ながら想像する楽しさを味わうこともできます。また、図鑑は子どもたちの好奇心を刺激し、新しい世界を知る楽しみも味わえます。親にとっても子どもたちとコミュニケーションを取る一つのツールとなります。
ただ、使い方には注意が必要です。文字を覚えさせようとしたり、無理やり知識をみにつけてさせようとしたりといった教科書のような使い方をしてしまうと、子どもにとって絵本や図鑑が楽しいものではなくなってしまいます。子どもたちは楽しいからこそ興味を示し、結果として文字を覚え、知識を得、それが喜びになっていきます。
ゲームやタブレット端末が無くても、絵本や図鑑があれば一人で夢中に楽しめたり、親子で一緒に楽しむことが出来ます。忙しい毎日ですが、ほんの少しの時間でも、お子さんと絵本を楽しんで頂ければ嬉しいです。
園長 後藤大周