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たんぽぽ組日記1月(2歳児)
【遊びの中のルール】
以前から興味を持って遊んでいた、同じ絵が二枚ずつ描かれた絵カード。最近は3~4人くらいで、子どもたちだけで遊ぶことが増えています!カードを絵が見える面を上にして机に広げ、一人の子が「りんごどーこだ!」などと言うと他の子がりんごが描かれたカードを探し、「あった!」と手に取ると自分の手元に置いておく、かるたのような遊びを楽しんでいます。“○○どこだ”と言う子どもがゲームの途中でコロコロ変わるということはなく、そのゲームの中でのそれぞれの役割のようなものをなんとなく認識している様子が見られます。同じカードに少しの時間差で手を伸ばした時に、“自分の方が少し遅かったな”と感じているのか少し遅かった方の子どもが自ら手を引っこめる姿も多く見られます。
また、カードを裏返して広げ、神経衰弱も楽しんでいます。時には“同じカードをめくれたらもう一回チャンスがある”というルールが難しかったり、順番を間違えてしまったりして上手く進まない時もあります。皆が完全にルールを理解しているわけではありませんが、子どもたち同士で教え合ったり困ったときには保育士に助けを求めたりしながら遊びを楽しむ姿が多く見られます。
カードをたくさん取りたい、という気持ちもありつつ、ルールや順番をだんだんと意識してルールを守って遊ぶという楽しさを感じてきているようです。これからも、カードゲームだけでなく様々な場面でルールを守って遊ぶ楽しさを子どもたちが感じられるように見守っていきたいと思います。
【自分で!】
最近、少しずつ食器の片付けにチャレンジしています。おやつの後にお皿とコップを重ねてカゴのところまで運び、カゴの中に種類ごとに分けて重ねることと、昼食後に食べ終わった食器(2~3枚)とコップを机の上で重ねることを自分でやるようにしています。食器を重ねる時には静かに置くことや、違う種類の食器を重ねる時にどういう順番で重ねたら持ちやすいかなどを意識しながら片付ける様子が見られています。
保育士に声を掛けられたり自分で気付いたりして色々なことにだんだんと気を配れるようになってきたたんぽぽさん。これからも子どもたち自身が出来ることを増やして、自信に繋がるよう声掛けをしながら見守っていきたいと思います。