社会福祉法人 富士育英福祉会 岩松保育園

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園長のひとりごと#12 Merry Christmas!

2023年12月05日

 秋から冬へと季節は移り、子どもたちはクリスマスやお正月に思いをはせる頃となりました。岩松保育園でも、今月20日にはクリスマス会がありますね。私自身、クリスマスが子どもの頃から大好きでした。クリスマスの何日も前からソワソワわくわくし、クリスマスの当日は自分が世界で一番の幸せ者のような、世の中のどんな理不尽でも許せてしまえそうな、そんな気分でした。しかし、今思い返すと、単におもちゃがもらえるからクリスマスが好きだった訳ではないような気がします。クリスマスの感じ、雰囲気が好きだったのです。現に、大人になりプレゼントがもらえなくなった今でも、クリスマスが大好きです。色とりどりの飾りで華やかなになる街並み、道ゆく人も心なしかにこやかな気がします。家族や周りにいる人たちとクリスマスの話をすれば、自然とみんなが優しい笑顔に包まれて何だか幸せな気持ちになります。クリスマスの話題で顔をしかめる人は、世界中見渡しても見つける方が難しいはずです。
 「クリスマス商戦」という言葉があるように、プレゼントやごちそうをふるまう「物質的な豊かさ」がクリスマスではクローズアップされがちですが、クリスマスの本当の喜びは物質的なものではないはずです。確かに、普段出来ない贅沢も楽しみ方の一つかとは思いますが、もしも、例えプレゼントや飾りつけがなく、華やかな食がなかったとしても、自分で幸せを灯せる心を子どもたちには育んで欲しいと思っています。12月1日から、保育園も少しずつクリスマス仕様になっていきます。園内の装飾だけではなく、クリスマス会の日はクリスマスメニューの給食が出ます。もしかしたら、サンタさんからのプレゼントもあるかもしれません・・・ただ、それだけではなく、子どもたちには一番大切な「優しい気持ち、温かな想い」を園からプレゼントしたいと思っています。クリスマスは子どもたちがプレゼントをもらうだけの日、ケーキを食べるだけの日ではなく、大好きな人・大切な人たちのことを想いながら楽しむ日であってほしいなと、そんなことを思います。
 Merry Christmas!皆様にとって、今年のクリスマスも素敵な日になりますように。

     

  園長 後藤大周

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