社会福祉法人 富士育英福祉会 岩松保育園

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園長のひとりごと#2 入園進級式

2023年04月17日
 ご入園、ご進級おめでとうございます。 
 4月1日の入園、進級式を経て、新たな年度が始まりました。新園児さんも慣らし保育が終了し、各クラス、少しずつ落着きだしています。 
 私自身、毎年、入園進級式の朝は新しい年度が始まるワクワクに自然と胸が高まります。式を終えると、これから頑張るぞ‼︎と身も引き締まります。子どもたちも、いつもとの雰囲気の違いに気付き、若干の緊張を感じてくれているようで年中、年長クラスになれば(今日が一年の始まりか)と理解している子も多いように感じます。子どもたちの大切な節目を今年もお祝いできて、職員一同嬉しく思います。 
 ただ、私たち大人のように、一年間を計画して効率よく生きていこうと考えている子は一人もいません。子どもたちは一瞬一瞬、その時その時を必死で生きています。必死だからこそ失敗もありますし、間違った考えや行いをしてしまうこともあります。そんな時は怒ったり、叱ったりするのではなく、毅然とした態度で「だめな事はだめ」としっかり伝えてあげる事が大人の役目です。子どもたちは、そんな失敗を経て自立した大人へとなっていくのだと思います。失敗が許される時期に、失敗も成功もたくさん経験することが大事なのです。当たり前ですが、「失敗した経験」がない子どもは「失敗を乗り越える経験」もすることはできません。たくさんの失敗や成功を経験し、いろいろな感情を味わい、いろいろな自分に出会う。そんな積み重ねを、今年もしていきたいと思います。 

  園長 後藤大周
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