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園長のひとりごと#25 子ども時代を一生懸命に過ごすこと
2018年07月11日
「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん、遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さえこそ動がるれ。」これは平安時代末期に編まれた「梁塵秘抄」の一節です。
さて、今、子どもたちが子どもらしく成長することが難しい世の中になってきています。東京で起きた5歳児女の子の虐待死は、遊びは悪いことだとして様々なルールを押し付けられた末の惨事でした。近代教育思想に多大な影響を与えた啓蒙思想家ルソーは 「エミール」 という著書の中で 「自然は、子どもが大人になる前に、子どもであることを望んでいる。」 と説いています。つまり、人は子ども時代を一生懸命に過ごさなければ、まともな大人にはなれないという事です。
私たち大人は、乳幼児にとってのゲートキーパー、つまり命の門番でもあるわけですので、「子どもの最善の利益の保障」と「質の高い保育の提供」のために、園や親が果たす役割がますます重要となっていきます。
園長 後藤弘明
さて、今、子どもたちが子どもらしく成長することが難しい世の中になってきています。東京で起きた5歳児女の子の虐待死は、遊びは悪いことだとして様々なルールを押し付けられた末の惨事でした。近代教育思想に多大な影響を与えた啓蒙思想家ルソーは 「エミール」 という著書の中で 「自然は、子どもが大人になる前に、子どもであることを望んでいる。」 と説いています。つまり、人は子ども時代を一生懸命に過ごさなければ、まともな大人にはなれないという事です。
私たち大人は、乳幼児にとってのゲートキーパー、つまり命の門番でもあるわけですので、「子どもの最善の利益の保障」と「質の高い保育の提供」のために、園や親が果たす役割がますます重要となっていきます。
園長 後藤弘明