社会福祉法人 富士育英福祉会 すみれ認定こども園

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      園の教育と保育     


私たちは、乳幼児期を“人間にとって、また幸福な人生を歩む上での基礎であり、最も重要なかけがえのない時間”と考えています。子どもたちの大切な乳幼児期を過ごす場所として、私たち子ども園は環境を整え、安全を確保し、いつでもそこにいる見守れる場所にいます。そして、子どもたちひとりひとりが、考え、行動したいと思えることを提供し、一緒に考える存在として見守ること。それこそが、子どもの心に自信と達成感をつけ、個の自立へと継がっていくと考えます。木・花・草・土といった、自然のぬくもりに包まれながら、生きる力をたくわえ吸収して欲しいと願います。その上で、各ご家庭や地域の方々と一緒に三位一体となって子ども達を育てていくことを柱として日々保育・教育しています。


 

 
 自分で考えて、自分で行動して、自分で責任をもつ

すみれ認定こども園の保育目標です。子どもたちに今、必要なものそして、これから必要になるものは自己解決能力だと考えます。自分で考えることで思考力の向上や、自分で考えたことを実際に行動に移す、実行力こそがこれからの未来を創るのに必要な能力です。そしてそれに責任を持つこと。責任を持つと言うと少し厳しい印象がありますが、自分を客観的に見る力、子どもは失敗を繰り返します。繰り返して覚えていきます。しかし、何も考えてなければ、覚えることはありません。何故失敗したのか、失敗した時どう思ったのか。次はどうしたらいいのか?自分で考えると言う部分にまた戻り、好循環を生み出します。乳児期にしっかりと「見通しのもった生活」「流れるようなリズムでの生活」をすることで、一つづつ安定的に落ち着いた生活ができるようになり幼児期にはしっかりとした「学ぶ土台」作ることができます。私たちが目指すのは乳幼児期にしっかりとした基礎を築くことにあります。

    



 


我が家のようなこども園

 

   朝、子どもたちが楽しいそうに園にきます。泣いているお友達はいません。お部屋に入ると、すぐに” あそび ”が始まります。もうすでに、玩具や環境を先生が用意しておいたからですね。お母さんと別れて寂しいお友達もいません。お部屋にはお母さんと同じように大好きな先生が自分を見てくれるから、安心するのです。青い空と眩しいくらいの太陽が降り注ぐ、温かな園庭では、お花や木々に水を汲んであげている子たちもいます。綺麗なお花が咲くといいですね。たっぷりとあそんだあとは、給食室から、美味しそうな匂いが漂ってきます。子どもたちの大好きな時間の一つです。園のエントランスには今日の献立が早速並んでいます。今日は何かな?あ、僕の大好きなものだよ!嬉しそうにお友達とおしゃべりしてますね。自分のお部屋まで、ゆっくりと、でも、ちゃんと歩いて、大きな声は出しません。小さいお友達は今、気持ちよさそうに寝ていますよ。
午後になり少し眠たくなる子どもはお部屋に休息の場所があるので少し休憩します。まだ、あそびたりない子はまだ、いっぱいあそんでいいよ。おやつの時間も終わって帰る時間がつかづいてきました。まだ、子ども園にいたいな。でも、大好きなお父さんやお母さんが迎えにきたから今日は帰ろう、少し絵本を読んでいこうか。それじゃあ、また明日今日も楽しかったなーー明日は何してあそぼうか・・・

実際に、すみれ認定こども園であるかもしれない風景

 

          

 

 
 

コダーイ保育


 すみれ認定こども園では開園時(約50年前)から、子どもにとって最良の教育と保育とは何か考えてきました。保育や教育にはこれが絶対に正しいと言うものはありません。答えがないから、難しく、そして面白い。今、私たちが取り組んでいるコダーイ保育は文学・音楽・芸術それらすべてが、子供の生きる力になる。わらべ歌や、課業、乳児期には担当制を取り入れ、ゆったりとした環境のもと、子供自身が見通しのもった生活ができるように日々保育をしています。乳幼児
共通して注目したいのは、あそびの時間です。

子どもにとって遊びはとても大切なものです。子どもの自然な動きを見ていると、生活以外はすべてあそんでいるのが普通です。ごはんを食べる、寝る、排泄、おむつ交換など生活の部分であるもの以外はすべてがあそびと言えます。
すみれ認定こども園では「あそび」をこの時期の子どもにとっての学習ととらえています。子どもはあそびを通していろいろなことを学んでいきます。普段の遊びの中で色々なものに触れたり、聴いたり、見たりして五感を使う体験をしていきます。


 

 

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