「ノロウイルス食中毒警戒情報」発令

2017年12月21日

ノロウイルスを原因とする食中毒は、毎年、秋から冬にかけて多く発生しています。

ノロウイルスによる食中毒の発生は、「感染性胃腸炎」の多発時期と深い関連性があり、「感染性胃腸炎」の患者の増加傾向認められると、その後にノロウイルス食中毒の発生の増加傾向が認められています。
今年も感染症発生動向調査における「感染性胃腸炎」の患者数が、12月4日時点で前週の値に比べ3週間連続して増加したことから、「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されました。
食品にノロウイルスが付着しても肉眼ではわからない上、においや味、色などは変わらないので、食品の取り扱いにあたっては、予防対策を万全にしましょう。

 

「ノロウイルス食中毒警戒情報」の発令期間

12月4日(月曜日)から平成30年3月31日(土曜日)まで
 

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、冬期を中心に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
感染すると下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、通常2~3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。
感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚染された手などを介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。
ノロウイルスはアルコール消毒では殺菌できません。加熱もしくは次亜塩素酸ナトリウムにより殺菌することができます。
 

家庭での予防のポイント

  • 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。
  • まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や台所用漂白剤で消毒をしましょう。
  • 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
  • カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85から90℃で90秒以上)して食べましょう。
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