熱中症予防について

2017年07月20日

熱中症に気をつけましょう

熱中症の発生は、夏の猛暑日の増加や地球温暖化の影響で年々増加しており、梅雨明け後7月から8月がピークになります。
熱中症は、気温が高いことだけでなく、湿度やからだの熱でも起こるので、適切な予防法を心がけることで未然に防ぐことが出来るといわれています。熱中症を正しく理解し、予防に努めましょう。

【熱中症はどこでも起こります】 ※熱中症は屋外だけでなく、室内にいる時も注意が必要です。

✔ 高齢者は・・・自宅で多く発生します。我慢をしすぎると危険です!
✔ 乳幼児は・・・自宅や駐車場などで起こることがあります。大人が注意することが大切です。
✔児童生徒は・・運動中の発生に注意が必要です。
✔成人は・・・・屋外での作業中や活動中の発生が多くなっています。

【熱中症を予防するには】
熱中症の予防には「水分を補給する」「暑さを避けること」が大切です。次のことに注意しましょう。
★暑さの感じ方は人によって異なります。自分の体調の変化に気をつけましょう。
★高齢者や子ども、障がい者・障がい児の方々は特に注意が必要です。のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給をしましょう。
 また、高齢者は水分が不足しがちで、体温の調節機能も衰えますので、日頃からこまめな水分補給を心がけましょう。
★お互いに声をかけあって、熱中症予防を呼びかけあうことが大切です。
★節電を意識しすぎるあまり、熱中症予防を忘れないようにご注意ください。適度に扇風機やエアコンを使用しましょう。


【からだの水分の減少に伴う症状】
からだの半分以上は水分です。
乳児は70%、成人は60%、高齢者は50~55%がからだの水分量です。

減少率 2%・・・ のどの渇き
  3%・・・ 強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振
  4%・・・ 皮膚の紅潮、イライラする、体温上昇、疲労困ぱい、尿量の減少
  5%・・・ 頭痛、熱にうだる感じ
  8~10%・・・ けいれん


【効果的な水分のとり方】
〇就寝前、起床時、入浴前後にコップ1杯の水分を飲む
〇日中はコップ半分程度の水分を定期的(1時間に1回程度)に飲む
〇運動時や作業時など、大量に発汗するときは、水分と同時に塩分も補給します。
 運動(作業)前・・・コップ1~2杯程度の水分・塩分
 運動(作業)中・・・コップ半分~1杯程度の水分・塩分を20~30分ごとに補給
 運動(作業)後・・・30分以内に水分・塩分を補給
〇飲酒時は利尿作用が強いので、十分な水分補給を
〇エアコン使用時は空気が乾燥するので、こまめな水分補給を
 

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