みなさんは「フェイジョア」という果樹をご存じですか？

フェイジョアは南米原産の果樹で、フトモモ科の常緑低木です。高さは４～５ｍほどで、庭木としてもよく使われる木です。実の収穫期は10月下旬～12月上旬。香りはパイナップルに似ていて、洋ナシのような味覚・食感が特徴です。

フェイジョアが大井町の相和地域で栽培されるようになったのは、1960年代後半のミカンの価格下落の時。新たな収入源にと大きな期待を込められ、相和地域の各農園に植樹されました。しかし、なかなか消費者には人気が出ず、いつしか栽培に手をかける人も少なくなって、「幻の果実」となってしまいました。
現在では、フェイジョアを利用した「大井スイーツ」が開発され、町内店舗などにおいて販売されています。

町ではこの希少果樹「フェイジョア」を新たな特産物にするためＰＲ活動を行っています。新宿駅東口の「アルタビジョン」にフェイジョアプロモーション動画を放映し、広く情報発信をして認知度・知名度を向上させ、販売促進に繋げることを目的としています。
みなさんも都心に行かれた際には、ぜひご覧ください。
 
放映期間：3月31日まで
放映場所：アルタビジョン（新宿駅東口）
放映時間：10時～24時（14時間）の間の毎時21分から45秒間