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- 教育について
西ヶ丘幼稚園は、昭和24年7月7日現在の場所に開設され、以来、一万三千余名の卒園生を送り出しました。
この間、時代とともに教育方法の変化はありましたが、教育理念は一貫して、「明るく健康で思いやりがあり 夢中になってがんばる」子ども達に育つようにしています。
加えて、保護者様の様々なニーズに応じていくため、令和7年度より富士宮市初の「幼稚園型認定こども園」に移行します。これによって今までの西ヶ丘幼稚園に、小規模な保育所機能が加わり、子育てを総合的にサポートできます。
子どもたちは様々なことに興味・関心を示します。「自分の好き」を探します。幼稚園は安全に配慮しながら、そうした要求に応え発展させる環境でありたいと考えます。
明るく快適な教室・トイレ・保健室、色々な絵本が並ぶ図書室、広い園庭と遊具、園外保育に活用する野原、畑・田んぼ・・・、少子化が進む中、年齢の近い子ども同士が、話し合い、時にはけんかもしながらも力を合わせて体験を積み重ねることはとても大事です。
命の大切さ・不思議、生きる喜びが実感できる日々でありたいと思います。
一番の環境は、日々接する教職員です。御家庭と連絡を密にして、常に研究・工夫しながら子どもたちの成長の手助けとなる教育活動を目指しています。
西ヶ丘幼稚園には30名を超える幅広い年齢層の先生と子ども達の健康と安全を守る養護教諭と用務員さん、そして、朝と帰りの送迎を担当するバスの運転手さんがいます。
一人ひとりのお子様に心を寄せ、楽しい思い出と自信が心の中に育つよう深く関わっていきます。幼稚園生活が学校、社会への出発点として、一生涯を前向きに生きる源となってほしいと願っています。
ともだち いっぱい うれしいよ | 泥んこ遊び |
ドッジボール大好き♪ | 太鼓のれんしゅう |
表現活動のすきな子どもに育てます
創立以来の長い音楽教育の歴史と伝統をもち、その実績を評価されています。音楽教育だけでなく、人間的な成長の基本になる表現活動を大切に考えています。言葉による表現・体育的な表現・絵や工作による表現など、子どもの秘められている力を発揮できるように導きます。
発表会の感動を絵に | 発表会にて |
絵本「スイミー」 | みんなでスイミーを楽しむあそび |
組体操「スイミー」(年長組運動会) | 組体操「スイミー」マグロを大きな魚になっておいはらった!! |
絵本は、幼児にとって心の栄養です。本園では絵本をとりわけ大切なものとして読み語り、そしてできることなら絵本の世界を体験することを心がけています。そこから豊かな表現活動が生まれるのです。
例えば、令和3度は絵本「わんぱくだんの はらっぱジャングル」を5歳児の1学期から身近に感じてもらい、生活の中でも「みんなで色々な昆虫に合って技を楽しもう」と友だちと活動とがつながって自然と表現力豊かにしていった実践も行わました。
様々な事象に興味関心をもつ子どもに育てます
野に咲く見知らぬ小さな草花にも興味関心を示し、その姿に感動する心は幼児期に育まれることが多いのです。このような好奇心は、行動の原動力となって生活を楽しく豊かなものにします。
年長組の田植え | もち米の収穫 |
体をいっぱい動かして友だちと遊ぶ子どもに育てます
幼児期にいっぱい体を動かして遊ぶことは、単に体が鍛えられるだけではなく、全面発達の大事な決め手になると考えます。遊びには工夫がいりますし、友達を必要とします。これらのことが知らず知らずのうちに、子どもをたくましくしていくのです。
お水だって ともだちだよ | なわとびみんなでいっしょにがんばるよ |
友だちと助け合う子どもに育てます
人間的な成長にとって、友だちは欠かすことのできない大切なものです。友だちと遊び、製作し、共に練習することによって、相手の喜びや痛みを理解でき、思いやる心も育ちます。困ったときに助け合う人間関係こそ、将来の人格形成の基にもなると思います。
私たちはどんな時にも、あらゆる活動を通して温かな人間関係が育つように配慮して保育しています。