子どもたちの様子
　5月前半の課業のテーマは引き続き「園とその周辺」です。まずは自分のクラスのお友だちを知り、他のクラスや先生たちを知りました。クラスのお友だちは変わっていませんが、課業の中で改めて自己紹介をしました。子どもたちが自分の好きな食べ物のイラストを描いた自己紹介カードをお部屋に飾るとお友だちの好きな食べ物を知ったり、お友だちとの共通点を見つけたりと改めてお友だちのことを知るきっかけとなった様子でした。その後そのカードを使い、みんなの前で自己紹介をしました。「わたしの名前は○○○○です。好きな食べ物は△△です。」等みんなの前で話すときの言葉であったり、声のボリューム等考えたりしながらお話をしてくれました。5月にはお散歩に出かけたり園から周りを見たりし、園の周りのことについて知っていきたいと考えています。
　5月の後半のテーマは“交通”です。昨年にも触れたテーマですが、まつぐみになり物事の順序が分かったり、回りの環境について知る機会が増えたりしたこともあり、昨年よりももっといろいろなことを遊びの中で知っていきたいと考えています。“園とその周辺”のテーマでお散歩に行くこともあるため、その流れのまま子どもたちが興味を持ちやすいように進めていきたいと思います。昨年に引き続き現在も毎日体操を行っています。毎日体操では同じ動きを１週間行い翌週には違う動きをします。道具を変えたり、遊びの内容を変えたりしています。年長クラスでは保育士の言葉での指示で子どもたちは身体を動かします。話を聞いて理解し、自分で考え、身体を思う通りに動かすことは簡単ではありません。しかし、それは今までの毎日体操の経験や日々積み重ねてきたものがある年長ならではです。毎日体操を行うことで、子どもたちの発達を促したり、保育士が一人ひとりの発達の理解をしたりしています。毎日行っていくことで子どもたちの身体の動かし方がわかるようなること、日々の生活の中でスムーズな身体の動きにつながると考えています。