社会福祉法人 富士育英福祉会 富士保育園

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園長のひとりごと#35 子どもの「自ら成長する力」を信じて

2019年02月26日

 寒さの中にも春の兆しが感じられる頃となりました。この時期、沈丁花(じんちょうげ)の香りがどこからともなく感じられます。この香りにふれると、若かりし頃を思い出します。

 当時、日吉の駅から慶應大学の校舎に続く道沿いには、この沈丁花(じんちょうげ)が満遍なく植栽されていました。期待と不安が入り混じった中、この香りに包まれながら受験会場に向かったことがついこの間のように思い出されます。嗅覚は思い出を鮮明にして、記憶させるのかもしれません。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、大人の40~50倍の豊かな嗅覚を持っていると言われています。これも、人間が発達する過程でDNAに組み込まれた情報の一つなのかもしれません。遺伝子とは、生命が進化の過程で経験したことを組み込んで作られた設計図のようなものです。例えば、ハイハイをしている赤ちゃんは次に立って歩こうとしますが、移動だけを考えればハイハイの方が速いのです。言葉も同じで、人間は誰でも見様見真似で話せるようになります。保育や教育は遺伝子の中に組み込まれている「自ら成長する力」を上手に発揮させてあげること、応援してあげることなんだという態度で接していく事が大切なのだと思います。

 
  園長 後藤弘明

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