園長のひとりごと#2 愛着の大切さ

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園長のひとりごと#2 愛着の大切さ

2017年09月05日
 待機児童解消のため、新設の保育所や認定こども園の設置が各市町村で進められています。
 国は50万人の受け皿を作ると言っていますが、そのことは結局、50万人の子どもを親から引き離すことになります。待機児の大半は0,1,2歳児ですので、基本的信頼感を獲得しなければならない時期にあります。 欧米においては、子どもはなるべく親が育てた方がいいという考え方に帰ってきているようで、子どもを持つ親の労働時間を制限する動きも進んでいます。
 私たち保育所は、育児の下請け屋ではありません。安定した親子関係の中で、子育ての援助を行う所です。親が自らの子育てを放棄すれば、その付けは子どもが10代になった頃、不適切な行動となって親を苦しめることになるでしょう。
 家で子どもが望むことをやってあげていると、外へ出た時には、親が望むことをよく聞いてくれる子どもになります。ところが、家で子どもの望むことをきちんと聞いてあげないと、子どもは外で自分の言う事をきいてもらおうとする、言ってみれば聴衆を味方につけて普段言えないことを言うのです。
 
 極端なことを言ってしまうと、親に対して仕返しをしているのですね。

 親が、わが子に対する愛着を持てるような援助を、これからは園でも真剣に考えなければと思うこの頃です。
 
 
                           園長 後藤 弘明