紫陽花に気がついてくれるかな?
2025年06月09日
車を走らせていると紫陽花を目にすることが多くなりました。もうすぐ開花しそうだなと先週は楽しみにしていましたが、あちこちで何種類かの紫陽花を見られるようになりました。(花びらのように見えるのは実はガクだそうですが)雨が多くなるこれからの時期には紫陽花の花が映えますね。そして、やはり自然界は正直であり偉大です。少しのずれはあっても咲く時には咲いてくれるのです。せっかく四季のある日本にいるのだからどの季節も楽しみながら味わっていきたいと思います。
先日、若いママ達とお茶を飲む機会があり「出産後赤ちゃんにどう接していいかわからな かった」という方の発言に「実は私も!」とそこにいた何人かが賛同した場面に遭遇しました。少し大きくなって言葉が通じるようになると言葉がけもできるけど、生まれたての赤ちゃんに何を話したらいいにか悩んだと口々に言っていました。そんな経験はみなさんもお有りですか?何でもいいんですよ!「アー」でも「ウー」でも、名前を呼んであげるだけでもいいのです。お腹の中にいる時からママやパパや身近な人の声は聴いているのです。赤ちゃんは自分に愛情を持ってくれている人の声を聞くことが嬉しいのです。目が合うと「キャッキャッ」と笑ってくれます。幸せな時です。一つだけ!必ず目を合わせてください。少し離れたところにいてもママやパパを目で追っていますよ。目が合うと安心します。自分を思ってくれることを実感するのでしょう。こういう経験のある子は情緒が安定しています。情緒が安定していると意欲が芽生えます。紫陽花を見てにっこり微笑みあったりしたら素敵ですね。そして悩む若いママたちは困ったことがあったらぜひ身近な先輩に話してみてください。きっとご自分の経験を優しく話してくれますよ。
園長 後藤千春