社会福祉法人 富士育英福祉会 ドゥーラの森

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熱い夏

2024年09月03日
 8月はとても暑かったですね。気温だけでなくオリンピック、甲子園そして現在熱戦を繰り広げているパラリンピックとどれも勿論、応援している側ではありましたが毎日が熱い日々でした。沢山の感動をありがとうと思います。
 この一瞬の為にどれほどの努力を重ねてきたのだろう!どれほどの時間を費やしてきたのだろう!どれほど自分と向き合ってきたのだろう!
 少し前にご講演をお願いしたオリンピアの為末大さんがこんな事を言っています。〈子どもが才能を持っていると思った時点で一番いい親の態度は、自分の人生に集中することだ。目標を持てと言っている親自身に目標がないことを子どもはすぐ察知する。負けるなと言っている親が、ちゃんと勝負しているかを子どもはちゃんと観察している。〉子どもの才能はさておき子どもは自分の周りの大人やパパやママのことをよく観ています。そして過度な期待や押し付けは子どもにとっては辛いものです。スポーツに限らずその子の事は自分で決めるべきです。我が子であってもその子の人生なのです。メダリストの晴れやかな姿をテレビで拝見し、アスリートの皆さんと関係者の皆さんへの心からのお祝いと尊敬の念を抱き、そして目の前の子ども達に主体性を育てる大切さを思いました。1人1人が自分の人生を自らの意志で自ら選んだ道を歩きその子にとっての金メダルを手にすることが出来るよう願います。
 

   園長 後藤千春
 
 
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