社会福祉法人 富士育英福祉会 ドゥーラの森

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「遊び」って何?

2024年08月02日

 
子どもは「あそび」の中からいろんなことを学んで身に付けます。体力、知力
社会性、そしていろんなことにも気付きます。季節、植物、動物、自分の気持ちや自分以外の人の存在、まだまだとてもとても沢山のことにです。その気付きや学びはこれから生きていく為に必要なことばかりです。子ども自らの気持ちで遊び、自分の経験として身に付けていくことがどれほど貴重なものなのかと思います。それは誰かに強いられることがないからです。自分でやりたいから楽しいし自分で決めた目標だから工夫したり、頑張ったりできるのです。親や保育士は指示や強要するのではなく環境を整えてあげることが大切だと思うのです。そしてルールを守ることの大切さ(社会性にも繋がります)正しい行い等を良いお手本として示してあげることが必要です。先月行いました上映会ではドゥーラの森での子ども達の様子を視聴して頂きました。沢山のうれしい感想やご意見をありがとうございました。上映会でもお伝えしましたが楽しく遊んでいるだけでなく日々子ども達は成長しているのです。日々の少しずつの変化がある日突然、目に見える発達になります。1歳、2歳、3歳のこの子達に必要な発達は基本的な人格の形成や心身のバランスの良い発達です。これらを飛び越えて幼児や小学生が行うような課題をやらせていくのは無理があり出来ないことで自己肯定感が持てなくなってしまいます。親はついころばぬ先の杖を用意したくなりますが、子ども自身が自分なりのころばない方法を案外知っていたりするものです。
ドゥーラの森では遊びや保育士の関わりの中に成長発達を促す仕掛けを沢山用意して子ども達と過ごしていきます。
園長 後藤千春

 
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