社会福祉法人 富士育英福祉会 ドゥーラの森

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新しい年

2024年01月05日

定外の想事って起きるのですね。まさか、元旦に大きな地震が起こるなんて誰も思っていなかったはず!年が改まり昨年を振り返って今年も頑張るぞ!と家族と又は親しい人達とのんびり、賑やかに過ごされていたのだと思います。ただただ被災された方々にお見舞い申し上げます。そして、一日も早い復興を願っております。

災害の度に感じるのは日々の生活の大切さです。日々繰り返されていた当たり前の家族とのひとときだったり学校生活だったり親子で園に通う日々の大切さをとても愛おしく思います。園での毎日繰り返せれる同じような生活は子ども達にとっては成長発達の観点からも大切です。安心していられる場所で同じ時間に起き、食事をし、遊び、寝る、つまりは生活リズムが整っているということですが、これは小さな子ども達でも見通しが持てるようになります。そして楽しい遊びを自分で見つけられるようになると毎日が楽しくなります。意欲が育っていきます。年末年始の長いお休みの中は家族での楽しい時間があったかと思われます。それも大事な経験ですが、少しいつもと違う時間での生活になっていませんか?生活リズムを見直してみてください。

今年は皆さまにとってどんなとしになるでしょう。子ども達は確実に成長していきます。楽しみな一年であることは間違いないでしょう。いつもゴミ集積場で出会う女性がいます。お互いに簡単な挨拶をして大急ぎでゴミを捨てて職場に向かいます。「あなたも忙しいのね。今日もお互い頑張りましょう」と声を出さずに語りかけるようになりました。お休みが終わり又、愛おしい忙しい日々が戻ってきますね。笑顔で過ごせますように!

                                 園長 後藤 千春

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